未分類

上流工程で役立つSEの資格

システムアーキテクト試験は、主にシステム開発の上流工程を担当するSEを対象としている資格です。
システム全体の設計に関して出題されますが、より深く専門的な知識が求められます。
実務的な知識が求められるため、合格者の大多数は実際にシステム開発や設計に携わっているエンジニアです。
しかし、合格率は12~13%ほどであり、システムアーキテクト試験の難易度の高さが伺えます。
プロのエンジニアでも合格するのが難しいということは、資格を取得できれば周りのSEに大きく差をつけられるということです。
システム開発の上流工程を主導する上級エンジニアを目指している人にとって、将来のキャリアに繋がる有益な資格と言えるでしょう。

プロジェクトマネージャ試験は、システム開発の責任者としてのマネジメント能力が評価される資格です。
上流工程に携わっているSEには、エンジニアとしてのスキルだけでなく、プロジェクト全体をまとめる管理者としてのスキルが求められることもあります。
具体的には、プロジェクト計画を作成し、必要な人員や資源を確保してスケジュール通りに完成させることです。
合格率は13~14%ほどで、難易度は非常に高くなっています。

システムアーキテクト試験もプロジェクトマネージャ試験も、年に1回だけ開催されています。
もしも試験を逃してしまったら次回の開催まで1年も待つことになってしまうため、試験日程をしっかり確認するように注意しましょう。

※そもそも上流工程とは?その詳細は⇒システム開発の成功を左右する上流工程について